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世界文学は面白い。 文芸漫談で地球一周

出版社名 集英社
出版年月 2009年6月
ISBNコード 978-4-08-771296-4
4-08-771296-6
税込価格 1,760円
頁数・縦 315P 19cm

商品内容

要旨

世界の名作、笑いのツボを新発見。

目次

1 カフカの『変身』はけっこうベタなナンセンス・コント
2 ゴーゴリの『外套・鼻』はいきなりハイパーモダン
3 カミュの『異邦人』は意外にイイ人
4 ポーの『モルグ街の殺人』は事件じゃなくて事故でした
5 ガルシア=マルケスの『予告された殺人の記録』は臓物小説
6 夏目漱石の『坊っちゃん』はちょっと淋しい童貞小説
7 デュラスの『愛人』にはアナコンダは出てきません
8 ドストエフスキーの『地下室の手記』の主人公は空気読みすぎ
9 魯迅の『阿Q正伝』は文学史上もっともプライドが高い男の話

出版社
商品紹介

カフカ、ポー、ドストエフスキーに漱石から魯迅まで、9つの古典名作を笑いのめす。まったく新しい世界文学ツアーガイド。

出版社・メーカーコメント

世界の名作、笑いのツボを新発見!〈小説〉という船に乗って、世界一周の旅に出よう!カフカ、ポー、ドストエフスキーに漱石から魯迅まで、九つの古典名作を笑いのめす。世界文学ツアーガイド、ついに登場!

著者紹介

奥泉 光 (オクイズミ ヒカル)  
1956年、山形生まれ。国際基督教大学大学院修了。小説家。1993年『石の来歴』で第110回芥川賞受賞
いとう せいこう (イトウ セイコウ)  
1961年、東京生まれ。作家・クリエーター。現在、12年ぶりの小説を「連載小説空間」にて連載中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)