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令和に守り伝えたい仁和寺の祈り

出版社名 集英社
出版年月 2019年12月
ISBNコード 978-4-08-786123-5
4-08-786123-6
税込価格 2,420円
頁数・縦 207P 22cm

商品内容

要旨

これだけは見逃せない国宝・重要文化財の仏像や書画の至宝、三七二年ぶりに公開した金堂の五大明王の壁画、落慶法要を終えた観音堂、御室桜をはじめ四季折々の美しい風景など、仁和寺の魅力を、第五十一世門跡自らが御案内します。日々の徒然や祈りの本質を語るエッセイに心和んで…。カラー写真多数の豪華決定版!

目次

第1章 仁和寺の始まり 金堂
第2章 観音堂の大修理
第3章 仁和寺の四季と庭園の美
第4章 仁和寺の至宝
第5章 書道と御室流華道
第6章 祈りの日々、徒然なるままに

出版社・メーカーコメント

これだけは見逃せない国宝・重要文化財の仏像や書画の至宝、372年ぶりに公開した金堂の五大明王の壁画、落慶法要を終えた観音堂、御室桜をはじめ四季折々の美しい風景など仁和寺の魅力を、第五十一世門跡自らがご案内します。1130年以上も教え伝えられてきた無形の宝である法流など、仁和寺の教えもわかりやすく解説されています。さらに門跡自身の体験を通した、祈りの大切さや人生観など、 日々の徒然や人生の本質を語るエッセイに、励まされたり心和んだり・・・。カラー写真多数の豪華決定版! ぜひご一読を!!(内容)はじめに・・・第一章 仁和寺の始まり 金堂・令和から仁和へ・ニ王門・金 堂・重文「宝珠羯磨文錦横被」、「宇多法王の肖像」・五大明王第二章 観音堂の大修理・観音堂とは・観音堂の復興と修理・機が熟す時・法 衣・観音堂障壁画・変わらないもの、変えてはいけないもの・デジタル保存に思うこと第三章 仁和寺の四季と庭園の美・春の御室桜・御室桜・オムロツツジ・仁和寺の水・夏の新緑・秋の紅葉・冬の雪景色・庭園の美――技術者たちの空――・幽玄の美  ライトアップ・五重塔・経 蔵第四章 仁和寺の至宝・仁和寺が誇る至宝とは・国宝 「阿弥陀三尊像」・一日の始まり、薬師如来と共に……・国宝「薬師如来像」・仁和寺の見えない至宝「修法」・重文「吉祥天立像」、重文「愛染明王坐像」 ・仁和寺の教えの歴史「法流」・国宝「高倉天皇宸翰消息」、国宝「御嵯峨天皇宸翰消息」・歴代天皇の直筆「宸翰」・歴代の御室の歩みを記す国宝「御室相承記」・国宝「三十帖冊子」、「弘法大使像」・空海の思いを伝える国宝「三十帖冊子」・「孔雀明王像」(三点)・皇室との深いご縁・「曼荼羅図」(四点)・仁和寺の曼荼羅・仁和寺という小宇宙第五章 書道と御室流華道・書道と仏道・「福」、「寿海」・「聲を聴いて意を知る」・御室流華道第六章 祈りの日々、徒然なるままに・勅使門・大嘗祭に参列して・得度と十善戒・仁和寺と父・対話の大切さ――布教師として――・祈るということ・王至森寺の火事・仏教のポジとネガ・御仏と共にある・蓮の花・なぜ祈るのかあとがき(“重々諦網”な世の中にて)

著者紹介

瀬川 大秀 (セガワ タイシュウ)  
総本山仁和寺第五十一世門跡。1947年生まれ。高野山大学文学部卒業。真言宗御室派の愛媛宗務支所長、宗会議員などを歴任し、2010年5月、総本山仁和寺執行長・真言宗御室派宗務総長に就任して二期八年務める。2018年6月23日に総本山仁和寺門跡・真言宗御室派管長に就任した。愛媛県西条市の王至森寺名誉住職。「G20諸宗教フォーラム2019」では会長を務めた。2020年1月の後七日御修法で、今上天皇の御衣へ初の加持を行う大阿闍梨を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)