近鉄魂とはなんだったのか? 最後の選手会長・礒部公一と探る
出版社名 | 集英社 |
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出版年月 | 2019年11月 |
ISBNコード |
978-4-08-788030-4
(4-08-788030-3) |
税込価格 | 1,870円 |
頁数・縦 | 303P 19cm |
商品内容
要旨 |
2004年11月30日、プロ野球で最後に消滅した近鉄バファローズ。あれから15年―。“お荷物球団”“いてまえ打線”と呼ばれた個性あふれる球団の真実を、監督、選手、球団代表、ファンへの徹底取材で探った―。 |
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目次 |
プロローグ 故郷が本当になくなった球団 |
おすすめコメント
2004年11月の球団消滅からちょうど15年。個性あふれる球団「近鉄バファローズ」の真実に迫る。 「私の愛した近鉄は、ただ単にメチャクチャで破天荒な球団だったわけではなく、恐ろしいほどの練習量を誇り、先輩を敬い、伝統を大切にし、同僚を尊重する、今思えば理想的な球団だったのかもしれません。元永氏との取材を通じて、もう一度あの時代を振り返ることができたのは、私の野球人生でも大変貴重な経験となりました。かつての近鉄ファンはもちろん、今の“12球団”のプロ野球を愛するすべての方にも、あのときの歴史を改めて知ってほしいです」(礒部公一) 最後の選手会長として球団合併問題やストライキ問題に奔走した礒部公一。彼とともに、梨田昌孝、栗橋茂、金村義明、ラルフ・ブライアント、水口栄二、岩隈久志ら近鉄に在籍した監督・選手に加え、最後の球団代表だった足高圭亮や、いまも近鉄バファローズを愛し続ける熱烈なファンなど、多数の関係者に徹底取材。近鉄バファローズの歴史をトピックごとに伝える9つの「表」章と、今回深く取材した選手ら近鉄関係者、個人の想いに迫った9つの「裏」章が交互に展開していく、まさに野球のような「表・裏」構成のプロ野球ノンフィクション。 「僕は西本幸雄の分身みたいな感じで“近鉄バファローズ”の血が入っている」(梨田昌孝)「近鉄というチームは、私にとってすべて。人生の中で大きな意味を持っている」(ラルフ・ブライアント)「できる限り長く野球を続けたい。近鉄の選手だった誇りを持ってプレイしていくつもりです」(岩隈久志)