ふとしたことからボクシングを始めることになった里山活樹と、天性のボクシングテクニックを持つ女の子・水谷香月が繰り広げる、熱血！ 青春ボクシングストーリー。▼第69話／二人のあいだは▼第70話／記録的▼第71話／夢だから▼第72話／雪解け！ ▼第▼第73話／再びゴング▼第74話／実力差！ ▼第75話／大物スター▼第76話／本当の本当▼第77話／嵐の前の▼第78話／そっちの人●主な登場人物／里山活樹（早とちりからボクシングを始めることになった、光葉高校2年生）、水谷香月（活樹のクラスメイト。ボクサーだった父親の影響からか、天才的なボクシングセンスを持つ女の子）●あらすじ／雪の中の帰り道、活樹は香月を家まで送るが、香月の母親が温泉旅行に出かけていて誰もいない。香月の夕食に付き合わされたりとのんびりしていた活樹だったが、その日に限って記録的な大雪に見舞われて、結局帰るに帰れなくなってしまう（第69話）。●本巻の特徴／活樹は、水谷ボクシングジムに戻った幼なじみの二階堂とのスパーリングで、その実力の片鱗を見せ始めていた。そんなとき、夏の甲子園で優勝した港北高校のエースで四番の1年生投手・岬新一が、突然高校ボクシング界入りを宣言！2年ではボクシングでインターハイ優勝を目指すと宣言したのだ。紀本と活樹の階級でもあるフェザー級は、思わぬ大物の出現で、一躍スポットライトを浴びることに…！ ●その他の登場人物／紀本高道（香月の幼なじみ。全国的な名門・浅倉高校ボクシング部に所属する2年生）、岬新一（港星高校2年生。昨夏、エース兼4番として甲子園で優勝した後、野球部を退部。2年ではボクシングでインターハイ優勝を目指す）、水谷剛史（香月の父。元東洋チャンピオンで、現在は水谷ボクシングジムを経営する。妻に愛想を尽かされ、2年前に離婚）、二階堂周作（活樹の幼なじみで光葉高校1年生にして17歳。2年間の少年院生活を終えて水谷ジムに戻ってきた。階級はミドル級）、里山八五郎（活樹の父。かつては「ラビット坂口」というプロボクサーだった。現在は光葉高ボクシング部のコーチに）、佐久良正（水谷ジム所属のボクサー）、半沢みのり（活樹の中学時代の同級生。現在は浅倉高校の新聞部員）