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ショート・プログラム あだち充傑作短編作品集 3

少年サンデーコミックススペシャル

出版社名 小学館
出版年月 2007年7月
ISBNコード 978-4-09-127873-9
4-09-127873-6
税込価格 1,300円
頁数・縦 311P 21cm
シリーズ名 ショート・プログラム

書店レビュー 総合おすすめ度: 全1件

  • 永遠の青春マンガに心満されます。

    永遠の青春マンガの巨匠:あだち充センセイの新刊が発売中です。 短編集はシリーズ物とは違った魅力があり、個人的にもオススメしたいっ!なにより、起・承・転・結が数ページに集約されており(4コマは最近そうでもないみたいですが・・・。)、その作者の技量が結果としてすぐに解ってしまう。(ある意味恐いのですが。)その点において、あだちセンセイは素晴らしい。読み終わった後なんともいえない余韻が残るのです。ある時それは嬉しかったり、悲しかったり・・・。今回も<恋愛><友情>がテーマとなって、物語が進行していきます。そしてボクたちは元気をもらうのです!青春に嫉妬するのです!(若い人はこれから。)*巻末の一篇「ショートメール」は短いながらも、あだちセンセイでなければ描くことができないおハナシ。お見事!!

    (2007年7月22日)

出版社・メーカーコメント

▼下駄とダイヤモンド▼どこ吹く風▼天使のハンマー▼メモリーオフ(前・後編)▼白い夏▼四角い海▼アイドルA(第1〜3話)▼逃げた神様▼ショートメール<br>●あらすじ/しがない作家・田口耕平(26)は、3日間という期限付きでドラマの脚本を執筆中。依頼者でもあるTVプロデューサーの別荘でその妹・新庄千晶(19)に見張られながらカンヅメ状態にされていた。田口に悪態をついたり、幼なじみの男友達と遊びに出かけたり、気ままに過ごす千晶を見ては「4年前はいい印象だったのに」と思う田口。だがある日、喫茶店で息抜きをしていると、その男友達が良からぬ計画を立てているのを耳にして…?(下駄とダイヤモンド)<br>●本巻の特徴/島から東京へ出た幼なじみに招待され、30年振りに再会することになったのだが…「天使のハンマー」。元旦午前0時に突然現れた謎の少女の正体は…「メモリーオフ」。著者がデビュー前に作った作品をもとに描いた「四角い海」など、せつなさと楽しさに溢れた9編を収録!!