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天智と天武 新説・日本書紀 1

ビッグコミックス

出版社名 小学館
出版年月 2013年2月
ISBNコード 978-4-09-184898-7
4-09-184898-2
税込価格 607円
頁数・縦 227P 18cm
シリーズ名 天智と天武

出版社・メーカーコメント

日本史上最大の兄弟喧嘩、開演!! 正義の味方コンビ・中大兄皇子と中臣鎌足が、大悪人の蘇我入鹿を 成敗して成し遂げた政治改革を「大化の改新」と言う。日本古代史上、最大級の暗殺事件だ。明治17年、美術研究家アーネスト・フェノロサと岡倉天心は 奈良の法隆寺・夢殿の中にある謎の仏像を見ようとした。その仏像は「救世観音」と呼ばれ、聖徳太子をモデルにしたとされる。ところが白布でぐるぐる巻きにされて1200年以上も封印され、誰も 見ることができない。おまけに、その仏像を見ようとすると天変地異が 起こるという伝承まで残されていたのだ。ふたりが夢殿の扉を開こうとすると、恐怖に駆られた僧達が逃げ出すほど。しかも仏像を調べると、後頭部に釘が打ち込んであった!! ありがたき聖徳太子の化身を、なぜ人目に触れぬよう封印し、釘を打ち込み、絶対秘仏とせねばならなかったのか? まるで、その祟りを恐れているかのようである。ここで日本古代史上、最大の暗殺事件の犠牲者が浮かび上がってくる。「大化の改新」の真相は、中大兄皇子(天智天皇)と、父親を殺された 大海人皇子(天武天皇)との、壮絶な兄弟喧嘩の号砲だったのだ……!!