書店レビュー
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- 伊吉書院類家店 (青森県八戸市)
大人になった今でも人付き合いには悩むものですが、
もっとささいなことで傷ついたり、傷つけてしまったりする中学生時代。
同級生たちを「こっち側」「あっち側」と無意識に分けて勝手に壁を作って、自意識過剰だった自分。
登場人物たちに共感しすぎて、なんだか「うわーーーっ」と叫びたくなってしまいました。
「そっかあ 私って『普通』のこと知らないんだ… みんな…いつの間にそういうことを知っていくんだろう」
こどもからおとなになっていく怖さを始めて知る世代の、悩める中高生のみなさん!
これはこの冬の課題図書コミックですよ!(2014年2月1日)
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出版社・メーカーコメント
大人になるのはこわいし、さみしい。「箱があったらその中で眠ってしまいたい。そしてそのままそれを 宇宙の片隅の誰も知らない場所にとばしてほしい」――― へちゃむくれでネガティブでナイーブな中学生の女の子・岡ちゃんほか、「平凡だけど、ほんのちょっとだけ特別でありたい。でもやっぱり特別 なんかにはなれない」、そんな多感な中学生達を独特のタッチで 描き出した連作短編集。