• 本

失敗しないためのジェンダー表現ガイドブック

出版社名 小学館
出版年月 2022年3月
ISBNコード 978-4-09-311510-0
4-09-311510-9
税込価格 1,650円
頁数・縦 254P 19cm

商品内容

要旨

ジェンダー平等を日本で早く実現したい。それにはまず、メディアが発信する記事から見直さなければならない―。この本は、現役の新聞記者やフリージャーナリストの強い危機感から生まれたものです。今やSNSや広告、宣伝などで誰もが発信者になる時代、ジェンダー表現のリテラシーを高めることは必須。その手引き書的な一冊です。

目次

第1章 ジェンダーの視点で見る表現―事例と改善案(無意識の偏見と男尊女卑
性別役割分業
過剰な性別表示
性の商品化
最近よく聞く「LGBT」)
第2章 ウェブで起きていること―変わる・変える意識とルール(確信犯と無意識の罪
ウェブメディアの表現ガイドライン―アンケート調査より
ネットユーザーが見るジェンダーと表現―モバイルプリンスさんインタビュー
もの言う女性へのオンライン・ハラスメント―太田啓子弁護士×武井由起子弁護士インタビュー
「女」の話はニュースじゃない?表現以前に信念を持て―ジャーナリスト浜田敬子さんインタビュー)
第3章 弱者に寄りそうジェンダー表現―性暴力を伝える現場から(性暴力報道から見る表現
無意識が生む二次被害
偏見を再生産しないために学ぶ―性暴力被害の実態
法制度から見る問題点―海外諸国との比較
取材される側から見た表現)
第4章 失敗から学ぶ人・組織作り―メディアの現状から(アップデートの仕組みを作れ!―「中の人」が語るバイアスを生む現場
「わきまえない」で当事者が動く)

出版社・メーカーコメント

メディアで乱発される差別や偏見に基づいた表現。ネットの釣り見出しは書き手と読み手の共犯関係。性暴力を「いたずら」と言い換える罪の重さ。内外にあるそれに「気づく」ことからジェンダー平等は始まるのです。