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春喪祭

P+D BOOKS

出版社名 小学館
出版年月 2017年2月
ISBNコード 978-4-09-352295-3
4-09-352295-2
税込価格 825円
頁数・縦 294P 18cm

商品内容

要旨

愛する野田涼太郎と初めて結ばれたにも拘わらず、翌日、なぜか吉村深美は姿を消してしまう。一年後、牡丹で知られる奈良・長谷寺の門前町、初瀬で深美は死体となって発見された。琵琶の撥で手首を切り、琵琶の裏甲には万葉集の恋歌三首が遺されていた。深美の死因を探求すべく初瀬へ向かった涼太郎が見たものは―いとも妖しげな無明世界だった。耽美的な幻想文学の秀作「春喪祭」を含む、著者渾身の短篇6作を収録。

出版社・メーカーコメント

奈良・長谷寺を舞台にした“妖かしの世界”愛する野田涼太郎と初めて結ばれたにも拘わらず、翌日、なぜか吉村深美は姿を消してしまう。一年後、牡丹で知られる奈良・長谷寺の門前町、初瀬で深美は死体となって発見された。琵琶の撥で手首を切り、琵琶の裏甲には万葉集の恋歌三首が遺されていた。深美の死因を探求すべく初瀬へ向かった涼太郎が見たものは……、いとも妖しげな無明世界だった。耽美的な幻想文学の秀作「春喪祭」を含む、著者渾身の短篇6作を収録。

著者紹介

赤江 瀑 (アカエ バク)  
1933年(昭和8年)4月22日‐2012年(平成24年)6月8日、享年79。本名は長谷川敬。山口県出身。1983年『海峡』『八雲が殺した』で第12回泉鏡花文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)