• 本

日本名城紀行 5

SHOGAKUKAN Classic Revival

出版社名 小学館
出版年月 2018年6月
ISBNコード 978-4-09-353111-5
4-09-353111-0
税込価格 605円
頁数・縦 243P 19cm
シリーズ名 日本名城紀行

商品内容

要旨

1977~78年に小学館より発刊された「探訪日本の城」シリーズに掲載された名城エッセイの復刊。第5巻は今官一、黒岩重吾、井出孫六、藤本義一、南條範夫、田中澄江、豊田有恒、富士正晴の8名の文豪たちが個性豊かに描く日本各地の名城紀行である。全国の名城を北から南へと辿る城紀行は、当地を訪ねる旅気分を味わえる一冊にもなっている。城マニアにも大好評の第5弾。

目次

弘前城―じょっぱり殿様の伝説(今官一)
岐阜城―怨念こもる国盗りの城(黒岩重吾)
小諸城―古城のほとりに(井出孫六)
千早・赤坂城―奇略の雄楠正成ここにあり(藤本義一)
姫路城―千姿万態の名城に秘められたドラマ(南條範夫)
鳥取城―城死守にこめられた因幡びとの思い(田中澄江)
名護屋城―豊太閤が夢の跡無残(豊田有恒)
岡城―勇将の光をふくむ荒城の月(富士正晴)

出版社・メーカーコメント

文豪たちが描く日本の「名城紀行」シリーズ1977~78年に小学館より発刊された「探訪日本の城」シリーズに掲載された作家の紀行文の復刊。第5巻は今官一、黒岩重吾、井出孫六、藤本義一、南條範夫、田中澄江、豊田有恒、富士正晴の8名の文豪たちが個性豊かに描く日本各地の名城紀行である。視点も作家により様々で、ガイドブックとはひと味もふた味も異なる城案内。史料をベースにまとめる作家もいれば、自分や家族とのかかわりから展開していく作家もいて、実にバラエティに富んでおり、時間が経っても色あせない名文揃いで、城マニアにもお勧めの一冊。

著者紹介

今 官一 (コン カンイチ)  
1909年~1983年。太宰治、檀一雄らと同人誌「青い花」を創刊。56年、「壁の花」で直木賞受賞
黒岩 重吾 (クロイワ ジュウゴ)  
1924年~2003年。60年、「背徳のメス」で直木賞受賞
井出 孫六 (イデ マゴロク)  
1931年~。74年、「アトラス伝説」で直木賞受賞
藤本 義一 (フジモト ギイチ)  
1933年~2012年。74年、「鬼の詩」で直木賞受賞
南條 範夫 (ナンジョウ ノリオ)  
1908年~2004年。56年、「燈台鬼」で直木賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)