• 本

山ぎは少し明かりて

出版社名 小学館
出版年月 2023年11月
ISBNコード 978-4-09-386701-6
4-09-386701-1
税込価格 1,870円
頁数・縦 315P 19cm

商品内容

要旨

瑞ノ瀬村に暮らす佳代、千代、三代の三姉妹は、美しい自然の中をかけまわり元気に暮らしていた。あるとき、そんな瑞ノ瀬村にダム建設計画の話が浮上する。佳代たちの愛する村が、湖の底に沈んでしまうという。佳代は愛する夫・孝光とともに、故郷を守ろうと奔走するが―。

出版社・メーカーコメント

祖母が守りたかったもの、それは? 瑞ノ瀬村に暮らす佳代、千代、三代の三姉妹は、美しい自然の中をかけまわり元気に暮らしていた。大切な人が戦地から帰ってくる日も、村中から祝われながら結婚式を挙げた日も、家で子を産んだ日も、豊かな自然を讃えた山々の景色が、佳代たちを包み込み、見守ってくれていた。あるときそんな瑞ノ瀬村に、ダム建設計画の話が浮上する。佳代たちの愛する村が、湖の底に沈んでしまうという。佳代は夫の孝光とともに懸命に反対運動に励むが−−。

著者紹介

辻堂 ゆめ (ツジドウ ユメ)  
1992年神奈川県生まれ。東京大学卒。2015年、第13回『このミステリーがすごい!』大賞優秀賞を受賞し『いなくなった私へ』でデビュー。21年『十の輪をくぐる』で第42回吉川英治文学新人賞候補、22年『トリカゴ』で第24回大藪春彦賞を受賞した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)