
ベルト・モリゾ ある女性画家の生きた近代
小学館ヴィジュアル選書
| 出版社名 | 小学館 |
|---|---|
| 出版年月 | 2006年1月 |
| ISBNコード |
978-4-09-387592-9
(4-09-387592-8) |
| 税込価格 | 2,530円 |
| 頁数・縦 | 263P 21cm |
商品内容
| 要旨 |
女性が、官立美術学校への入学も、裸体デッサンを描くことも許されなかった19世紀末のパリ。周囲の無理解と批判のなかで、マネやルノワールら印象派の画家たちの友情と、愛する夫の支援を受け、「プロの画家」として生き抜いたベルト・モリゾの自負と情熱。 |
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| 目次 |
第1章 シモンの家の食事 |


出版社・メーカーコメント
女性が、官立美術学校への入学も、裸体デッサンを描くことも許されなかった19世紀末のパリ。女性画家のパイオニアとして、周囲の偏見や無理解と闘い、女性に厳しい社会制度の壁に傷つきながらも、印象派展に活路を見出して「最も正統的な印象派画家」と称されるまでに成功したモリゾ。彼女の直面した現実と様々な問題は、現代にも通じるものがあります。このモリゾの生涯を、代表作をめぐる数々のドラマティックなエピソードを通じてたどっていきます。近代という荒波の中を、一人の芸術家として、女性として、妻として、母として、悩みながらもたくましく生きたモリゾの姿は、読者の深い共感と感動を呼ぶことでしょう。日本初の本格的な評伝です。