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花迎え

出版社名 小学館
出版年月 2010年3月
ISBNコード 978-4-09-388102-9
4-09-388102-2
税込価格 1,760円
頁数・縦 251P 19cm

商品内容

要旨

精一杯、愛してきたと思う。自らをそう信じさせる根拠は、ラブシーンの記憶でもベッドシーンの思い出でもなく、男を待つ時間の高揚感が染みついてしまったこの体だ。恋愛と戦争、旅と読書。世界を丸ごととらえた10年ぶりのエッセイ集。

目次

1 色―口紅、汗、匂いとエロス。男を待つ時間の記憶。少女から大人の女へ 時は過ぎゆく。(汗
化ける ほか)
2 旅―日々を暮す福岡から「マイマイ新子」のふるさとへ、そして、アジア、ヨーロッパへ。(北に広がる海
マイマイ新子のふるさと ほか)
3 風―老いの問題から拉致問題まで、9・11からイラク攻撃まで 時代の風を考察する。(ラベリングと真実追求
男の宗教 ほか)
4 流―中高年の恋愛は「黄色の純愛」。映画やオペラ、音楽を娯しみ、昨日の通りに明日を生きる。(流れゆく日々)
5 本―読んだつもりの本と嫌いなはずの本。川端康成・三島由紀夫から須賀敦子・吉田修一までを味わう。(見栄をはる
嫌いなはずの本 ほか)

出版社
商品紹介

恋愛小説の第一人者が、2001〜2009の10年間に発表したエッセイから傑作ばかりを選んだぜいたくなエッセイ集。

おすすめコメント

恋愛小説の第一人者が、二〇〇一〜二〇〇九の一〇年間に発表したエッセーから傑作ばかりを選んだぜいたくなエッセー集。円熟期の著者が、人間について、恋愛について、社会について、豊かに、そして縦横に語ります。

出版社・メーカーコメント

高樹のぶ子さん、一〇年間のエッセー集大成恋愛小説の第一人者が、二〇〇一〜二〇〇九の一〇年間に発表したエッセーから傑作ばかりを選んだぜいたくなエッセー集。円熟期の著者が、人間について、恋愛について、社会について、豊かに、そして縦横に語ります。

著者紹介

高樹 のぶ子 (タカギ ノブコ)  
1946年、山口県防府市生れ。84年「光抱く友よ」で芥川賞、95年『水脈』で女流文学賞、99年『透光の樹』で谷崎潤一郎賞、2006年『HOKKAI』で芸術選奨文部科学大臣賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)