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生まれてくれてありがとう 目と鼻のない娘は14才になりました

出版社名 小学館
出版年月 2017年11月
ISBNコード 978-4-09-388586-7
4-09-388586-9
税込価格 1,540円
頁数・縦 239P 19cm

商品内容

要旨

母子で屋上から飛び降りようと思った日もあったけれど、重複障害のある娘が教えてくれた―生きることの意味。

目次

プロローグ 千璃に会いに行こう
第1章 光のない毎日―屋上から千璃と一緒に飛び降りようと心を決めた。前を歩く人もいなくて、どこを向いて進めばよいのか、まったく分からなかった。
第2章 なぜ私のもとに―私は同級生を守ってあげられなかったことが恥ずかしく、そして悔しかった。何年もその思いが忘れられなかった。
第3章 離れた暮らし―今日まで毎日、母親の私がつきっきりで育てて来たのに。障害を持った娘を他人の手に託すなどということができるのだろうか。
第4章 再び、暗闇のなかで―思春期を迎えた千璃を、どこまで理解してあげられるだろうか。摩天楼のなかで、毎日が過ぎ去っていく。
第5章 トンネルの出口―私自身が、地球の裏の「駆け込み寺」のような存在になれたら、と思うようになった。そんなことも全部、千璃が教えてくれた。
第6章 伝えるということ―働く父と母の背中を見ながら、障害を持った姉と横に並び、ともに生きていく子供たちに、私は何を残していけるのだろうか。
エピローグ ポートレート

出版社・メーカーコメント

重い障害を持つ少女はこんなにも家族の宝物 2003年、元客室乗務員でニューヨークで仕事をしている著者のもとに生まれた千璃(せり)ちゃんは、目と鼻(鼻梁)がない重度の障害を持っていました。 見ることも話すこともできない娘への好奇の目や、無責任な批判にさらされて傷つき、自分たち両親がいなくなっても娘がなるべく周囲の手を借りずに生きていくためにどうしたらいいだろうかと悩み・・・ 先の見えない苦悩の中で、著者はある日、屋上で、娘と一緒にここから飛び降りようと心に決めます。しかしアパートの部屋に戻り、えび反りになって大泣きしていると覚悟して開けたドアの向こうには、ドリカムの「うれしい!たのしい!大好き!」の流れる中、「キャッキャッ」と笑う千璃ちゃんの姿がありました。相模原で起きた障害者殺傷事件の容疑者の、「障害者は不幸を作ることしかできない」という言葉は間違っていると実証する、一家の14年の記録です。千璃ちゃんがこんなに素晴らしいメッセージを持って生まれて来てくれたことに感謝する、母から娘へのエンディングの言葉を涙なしには読むことができません。

著者紹介

倉本 美香 (クラモト ミカ)  
1969年、東京生まれ。学習院大卒。米ニューヨーク在住。日本航空で国際線客室乗務員として活躍後、ビジネスコンサルティング会社「OFFICE BEAD INC.」を主宰し、日系企業や日本人アーティストの米国進出サポートを中心に活動中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)