• 本

「烈女」の一生

出版社名 小学館
出版年月 2024年3月
ISBNコード 978-4-09-389144-8
4-09-389144-3
税込価格 1,870円
頁数・縦 287P 19cm

商品内容

要旨

性別、人種、文化、階級―数々のスティグマの中にあった女性たちの人生を新たに紐解くエッセイ。

目次

1 働いて生きる(トーベ・ヤンソン/画家・作家
鴨居羊子/下着デザイナー
相馬黒光/実業家
フローレンス・ナイチンゲール/看護婦)
2 シンボルを背負う(崔承喜/舞踏家
エバ・ペロン/俳優・政治家
マリー・キュリー/物理学者・化学者
ワンガリ・マータイ/政治家)
3 苦しさを無視させない(フリーダ・カーロ/画家
プーラン・デーヴィー/盗賊・政治家
秋瑾/革命家
ダイアナ・フランセス・スペンサー/(元)皇太子妃)
4 生きる場所を探し続ける(ローラ・モンテス/ダンサー
マーガレット・ミード/文化人類学者
古屋信子/作家
ハンナ・アーレント/哲学者)
5 「評価」の中で(ソニア・ドローネー/画家・デザイナー
羅惠錫/画家・作家
カミーユ・クローデル/彫刻家
人見絹枝/陸上競技選手)

出版社・メーカーコメント

烈しい時代をサバイブしてきた女たちの生涯  酒井順子さん、ヤマザキマリさん推薦!「熱い魂を持つ女たちが拓いた道を、私たちは決して見失ってはならない」(酒井さん)「「烈」という甲冑の下に、宿命を満身創痍で受け入れる健気な女たちの姿が見えてくる」(ヤマザキさん)歴史に名を刻んだ女性たちは、その生の中で何を思い、行動したのか。性別、人種、文化、階級−−数々のスティグマの中にあった20人の人生を、『日本のヤバい女の子』シリーズ等で注目を集める気鋭の著者が独自の視点で紐解く。「誰にも「幸福だった」とか「不幸だった」などとジャッジできない、彼女たちの人生をもっと知りたいと思ってしまう。私も今、生きているから」(はじめにより)〇登場する女性たちトーベ・ヤンソン/鴨居羊子/相馬黒光/フローレンス・ナイチンゲール崔承喜/エバ・ペロン/マリー・キュリー/ワンガリ・マータイフリーダ・カーロ/プーラン・デーヴィー/秋瑾/ダイアナ・フランセス・スペンサーローラ・モンテス/マーガレット・ミード/吉屋信子/ハンナ・アーレントソニア・ドローネー/カミーユ・クローデル/人見絹枝ほか決して遠い時代の話ではない。今を生きる私たちに強いメッセージと気づきを与えてくれる一冊です。

著者紹介

はらだ 有彩 (ハラダ アリサ)  
関西出身。テキスト、イラストレーション、テキスタイルをつくる“テキストレーター”。雑誌・ウェブメディアなどでエッセイ・小説を執筆している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)