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謎解きはディナーのあとで風祭警部の事件簿

小学館文庫 く10−1

出版社名 小学館
出版年月 2014年11月
ISBNコード 978-4-09-406103-1
4-09-406103-7
税込価格 660円
頁数・縦 237P 15cm

商品内容

要旨

山奥の秘湯・龍宮温泉の老舗旅館「浦島本陣」で休暇を過ごすことになった風祭警部。しかし、到着早々、蔵の中で女将の死体が発見される。蔵は完全な「密室」だった。捜査から浮かび上がってきたのは、もともと浦島本陣を経営していた一族・安城家の呪われた歴史と、安城家に代々伝わる小判を狙う者は殺害される“白の祟り”の伝説だった。莫大な遺産と後継者問題を残した女将の死は、連続殺人事件に発展。ミステリ好きの熟年メイド・光川の名アシストで、風祭の迷推理は真実へと近づいていくが―!?人気キャラ・風祭警部を主役にしたドラマをノベライズ。

出版社・メーカーコメント

湯けむり温泉殺人事件で風祭が大活躍…!? ワールド・ポリス・チャンピオンシップで優勝した風祭警部は、国立市の名誉市民に選ばれたお祝いとして、龍宮温泉にある温泉宿「浦島本陣」の宿泊券を贈られる。風祭は長年仕えてくれた忠実な熟年メイド・光川をねぎらうため、”美人の湯”として名高いその秘湯でともに休暇を過ごすことに。しかし、到着早々、宿で殺人事件が発生。蔵の中で、血を流して倒れている女将の死体が発見されたのだ。蔵は完全な「密室」だった。捜査の中から浮かび上がってきたのは、もともと浦島本陣を経営していた一族・安城家の呪われた歴史と、安城家に代々伝わる「国立小判」を狙う者は殺害されるという”白の祟り”の伝説だった。莫大な遺産と後継者問題を残した強欲女将惨殺事件は第二の殺人事件を引き起こし、謎が謎を呼ぶこの難事件を解決すべく、ついに風祭が立ち上がる。大のミステリ愛好家である光川の名アシストを受けて、風祭の迷推理は真実へと近づいていくが――!? 執事探偵の影山、お嬢様刑事の麗子に並ぶ人気キャラクター、風祭警部を主役にした同名のスピンオフドラマを完全ノベライズ。風光明媚な山奥の湯けむり温泉で、風祭のミラクルが冴えわたる!!

著者紹介

黒岩 勉 (クロイワ ツトム)  
1973年埼玉県生まれ。脚本家・小説家。2008年フジテレビヤングシナリオ大賞で佳作を受賞し、09年『世にも奇妙な物語』でデビュー
東川 篤哉 (ヒガシガワ トクヤ)  
1968年広島県生まれ。2002年、光文社カッパノベルスの新人発掘プロジェクト「KAPPA‐ONE」でデビュー。11年、『謎解きはディナーのあとで』で第八回本屋大賞第一位(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)