グリムの森へ
小学館文庫 た29−1
出版社名 | 小学館 |
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出版年月 | 2015年3月 |
ISBNコード |
978-4-09-406141-3
(4-09-406141-X) |
税込価格 | 649円 |
頁数・縦 | 219P 15cm |
商品内容
要旨 |
ドイツを中心としたヨーロッパ各地に伝わる昔話をグリム兄弟に語ったのは、数多くの女性たちだった。本書はグリム兄弟の残した物語の中から有名な十一編を選び、原書に基づいたお話を、高村薫、松本侑子、阿川佐和子、大庭みな子、津島佑子、中沢けい、木崎さと子、皆川博子という現代女性作家八名が語り部となり再話したユニークな一冊。十九世紀ヨーロッパでグリム童話の普及に一役買った「一枚絵」を中心に、十九世紀〜二十世紀前半に描かれた挿絵の数々も、ふんだんに掲載。さらに四名の文学者によるエッセイ、明治時代に日本語訳された「おほかみ」も収録。 |
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出版社・メーカーコメント
ものがたりの原点を8人の女性作家が再話!「ブレーメンの音楽隊」/高村薫、「カエルの王様、そして忠臣ハインリッヒ」「兄さんと妹」/松本侑子、「いばら姫」/阿川佐和子、「ラプンツェル」「ヘンゼルとグレーテル」/大庭みな子、「めっけ鳥」/津島佑子、「赤ずきんちゃん」「つぐみひげの王様」/中沢けい、「星の銀貨」/木崎さと子、「青髭」/皆川博子200年の時を超えて子どもたちに語り継がれるグリム童話。最近は『マレフィセント』『イントゥ・ザ・ウッズ』『シンデレラ』といったハリウッド映画の題材になるなど、多くのクリエイターにもインスピレーションを与え続けるグリム兄弟の作品は、まさに「ものがたりの原点」と言えます。本書は、11篇のグリム童話を日本の女性作家8人が再話するユニークな一冊です。遠い昔の童話が現代の視点で生き生きと語られることで、単なるおとぎ話に終わらないグリム童話の持つ奥深さが浮き彫りとなります。子どもの頃に慣れ親しんだ「ものがたり」たちに、もう一度出会って見ませんか?