極夜の警官
小学館文庫 ヨ1−2
出版社名 | 小学館 |
---|---|
出版年月 | 2018年7月 |
ISBNコード |
978-4-09-406423-0
(4-09-406423-0) |
税込価格 | 825円 |
頁数・縦 | 317P 15cm |
商品内容
要旨 |
アイスランド最北の小さな町シグルフィヨルズル。日が昇らぬ極夜の季節が近づいたある朝、アリ=ソウルに一本の電話が入る。署長ヘルヨウルフルの妻からで、夫の行方が分からないという。アリ=ソウルは、町はずれの空き家で瀕死の重傷を負って倒れている署長を発見する。そして署長の息子から、事件現場で父親が何をしていたかを知っていると聞く。空き家ではドラッグが売買され、それに政治家が絡んでいる可能性もあるという。空き家は五十年ほど前、住んでいた双子の一人が死んだ場所でもあった。十四か国で翻訳された北欧ミステリの人気シリーズ第二弾! |
---|
出版社・メーカーコメント
極北の警官「アリ=ソウル」シリーズ第2弾アイスランド最北の小さな町・シグルフィヨルズル。1年のうち2か月は太陽が山に隠され、日が昇ることがない。その季節が間近となったある日、郊外の空き家で警察署長が銃撃され、瀕死の重傷を負った。アリ=ソウルはその日、当直の予定だったが、インフルエンザで休んでいた。撃たれた署長にいくばくかの負い目を感じながら、アリ=ソウルは捜査を始める。やがて、事件にドラッグと政治家が絡んでいる可能性が見えてきた。市長や副市長への聞き込みを進めるが、そのことがマスコミに漏れ、さらなる悲劇を招く。一方、事件現場となった空き家には、50年以上前から忌わしい歴史があったことが明らかになるのだが。極夜の町に連綿と続く負の連鎖――アリ=ソウルは事件を解決できるのか。世界14カ国で翻訳、英国ではドラマ化が進むベストセラー「警官アリ=ソウル」シリーズ第2弾、満を持しての登場!解説は杉江松恋さん。