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竜宮城と七夕さま

小学館文庫 あ18−5

出版社名 小学館
出版年月 2020年6月
ISBNコード 978-4-09-406786-6
4-09-406786-8
税込価格 638円
頁数・縦 237P 15cm

商品内容

要旨

ベストセラー作家が遭遇した、小説には書けない波乱の日常を綴る人気エッセイ『つばさよつばさ』シリーズ第四弾。「このごろ、妙なことに気付いた。十代二十代の若者の半数ぐらいが、入浴に際してタオルを持たぬのである」銭湯と浴室での作法を考える「唸る男」。オーストリアのチロル風エステに赴くとそこはなぜか家畜小屋だった「ヒマ」。締切が迫っている中、動物の長寿の研究に熱中してしまう「寿命の考察」。「彼がひどい誤解をしているとわかった。何と、甘納豆を納豆だと信じて、炊きたてごはんにかけて食ったのである」(「納豆礼讃」)ほか、珠玉の全四十篇。

目次

唸る男
水を飲む
砂漠への帰還
煩悩を去る
ヒマ
寿命の考察
続・しろくま綺譚
宗旨変え
続・宗旨変え
布袋考〔ほか〕

出版社・メーカーコメント

"浅田次郎の大人気旅エッセイシリーズ第4弾。100万ドルに値する体験をした!“浦島太郎が食べたご馳走と、滅多に会えない織姫と彦星の恋の行方に想いを馳せる""表題作ほか、爆笑と感動と法悦の極上エッセイ集。JAL機内誌『SKYWARD』人気連載エッセイ「つばさよつばさ」文庫化。"

著者紹介

浅田 次郎 (アサダ ジロウ)  
1951年東京生まれ。95年『地下鉄に乗って』で吉川英治文学新人賞、97年『鉄道員』で直木賞、2000年『壬生義士伝』で柴田錬三郎賞、06年『お腹召しませ』で中央公論文芸賞・司馬遼太郎賞、08年『中原の虹』で吉川英治文学賞、10年『終わらざる夏』で毎日出版文化賞、16年『帰郷』で大佛次郎賞を受賞。15年紫綬褒章受章。19年菊池寛賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)