商品内容
| 要旨 |
中学卒業から長く日本を離れていた吉田は、旧友に誘われ中学の同窓会に赴いた。同窓会のメインイベントは三十年以上もほっぽられたタイムカプセルを開けること。同級生のタイムカプセルからは『なめ猫』の缶ペンケースなど、懐かしいグッズの数々が出てくる中、吉田のタイムカプセルから出てきたのはビニ本に警棒、そして小さく折りたたまれた、おみくじだった。それらは吉田が中学三年の夏に出会った、中学生ながら屋台を営む町一番の不良、東屋との思い出の品で―。昭和から令和へ。時を越えた想いに涙が止まらない、僕と不良の切なすぎるひと夏の物語。 |
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出版社・メーカーコメント
中学卒業以来、三十年以上もほっぽられたタイムカプセル。その中から出てきたのは、中学生ながら屋台を営む町一番の不良、東屋との思い出の品で――。平凡な「僕」と不良の「あいつ」が紡ぐ、ひと夏の切ない物語。