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蟲愛づる姫君 〔6〕

春夏秋冬の花束

小学館文庫 Cみ1−18 キャラブン!

出版社名 小学館
出版年月 2023年10月
ISBNコード 978-4-09-407304-1
4-09-407304-3
税込価格 693円
頁数・縦 254P 15cm
シリーズ名 蟲愛づる姫君

商品内容

要旨

“蟲愛づる姫君”こと李玲琳最愛の姉―斎国女帝・李彩蘭の指示で、嫁ぎ先での妹姫の行状を長年にわたって記録している女官・葉歌。歯に衣着せぬ彼女が四季折々に書き送った書簡の内容とは?玲琳の娘と息子―十五歳に成長した双子の火琳と炎玲、それぞれの恋のゆくえを描く「春ノ恋文」、双子がまだ赤子だった頃の、鍠牙パパの子育て奮闘記(!?)「夏ノ見舞状」、双子六歳のときに発生したドタバタ誘拐劇「秋ノ怪文書」、そしてついに初公開、玲琳が魁国に嫁ぐに至った秘密の前日譚「冬ノ密書」ほか、複数の傑作「寸書」を交えた究極にして珠玉の外伝集!

出版社・メーカーコメント

史上最強に奇妙な夫婦の、珠玉の外伝集!  「あら、葉歌。何を書いているの?」「ぎゃ、覗かないでくださいまし。これは彩蘭様にあてた機密文書なんですからね。お妃様は存在自体が重大重要危険機密。私の命が続く限り、何十年でも観察して記録してあげますから、覚悟してくださいね」「蟲愛づる姫君」こと李玲琳が傾倒する最愛の姉−−斎国女帝・李彩蘭の要請を受け、嫁ぎ先での妹姫の行状を長年にわたってひそかに書簡にしたため、こまめに密告する玲琳付きの侍女・葉歌。歯に衣着せない彼女が四季おりおりに女帝へ書き送った機密文書の内容−−「むしめづ」メンバーの上にふりかかる大小さまざまな「事件」の顛末とは? 玲琳の双子の娘と息子−−十五歳に成長した火琳と炎玲−−それぞれの恋のゆくえを描く「春ノ恋文」、双子がまだ赤ちゃんだった頃の、鍠牙パパの子育て奮闘記(!?)ともいえる「夏ノ見舞状」、双子六歳のときに発生したドタバタ誘拐劇「秋ノ怪文書」、そしてこれまで明かされてこなかった、玲琳が魁国に嫁ぐに至った(玲琳自身も知らなかった)前日譚を描く「冬ノ密書」、ほか複数のSS「寸書」をまじえた、「むしめづ」シリーズ待望の、究極にして珠玉の外伝集!

著者紹介

宮野 美嘉 (ミヤノ ミカ)  
広島県出身。第五回小学館ライトノベル大賞ルルル文庫部門ルルル賞を受賞し、2011年デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)