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日本美のこころ

小学館文庫 あ54-1

出版社名 小学館
出版年月 2024年12月
ISBNコード 978-4-09-407413-0
4-09-407413-9
税込価格 1,210円
頁数・縦 414P 15cm

商品内容

要旨

彬子女王殿下が日本各地で出会った「日本美のこころ」、そして「最後の職人」たちの物語を紡いだ珠玉の54篇を完全収録。日本文化の継承とは何か?を問う。

目次

神宮の御神宝
皇居の盆栽、600年の“生きた芸術”
皇室が育んだ、ボンボニエール
正倉院宝物が紡ぐ物語
世界中が感嘆した幕末・明治の工芸
世界で唯一の芸術、日本の竹工芸
文人趣味を色濃く残す、煎茶
外国人が遺してくれた浮世絵
大英博物館の日本コレクション
陶芸家バーナード・リーチと民藝
王侯貴族を魅了した日本磁器
冷泉家の家具で知る京の公家文化
石清水八幡宮の「御花神饌」
神の国・出雲に継がれた和紙
神々のふるさと、出雲へ
天孫降臨の地、高千穂、霧島を巡る
福島の祭りを伝える相馬の野馬追
神に捧げる岩手・山田町の舞
植物染めで日本の色を染める
日本文化の記憶の種を蒔く〔ほか〕

出版社・メーカーコメント

「赤と青のガウン」の著者・彬子女王殿下が6年間の英国留学を終えて次に向かわれたのは日本美のこころを探す旅だった。単行本「日本美のこころ」「最後の職人ものがたり」2冊を1冊に完全収録のうえ文庫化。

著者紹介

彬子女王 (アキコジョオウ)  
1981年12月20日、寛仁親王殿下の第一女子として誕生。学習院大学を卒業後、オックスフォード大学マートン・コレッジに留学。日本美術を専攻し、海外に流出した日本美術に関する調査・研究を行い、2010年に博士号を取得。女性皇族として博士号は史上初。現在、京都産業大学日本文化研究所特別教授、京都市立芸術大学客員教授ほか。子どもたちに日本文化を伝えるための「心游舎」を創設し、全国で活動中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)