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花蝶屋の三人娘

小学館文庫 Jあ04−1 小学館時代小説文庫

出版社名 小学館
出版年月 2025年3月
ISBNコード 978-4-09-407446-8
4-09-407446-5
税込価格 759円
頁数・縦 298P 15cm
シリーズ名 花蝶屋の三人娘

商品内容

要旨

南町奉行所の狼こと、定町廻り同心の沢井勝之進は行きつけの水茶屋“花蝶屋”に顔を出した。人気絵師殺しの探索に手こずり、一息つきたい―のは口実で、お目当てのお蘭に逢いたいのだ。お蘭は看板娘のひとりで、清楚な十九才。艶っぽい二十一才のお藤、お転婆な十七才のお桃と一緒に働いている。お蘭は勝之進にお茶を淹れつつ、素知らぬ顔で探索具合を聞き出すが、のぼせ上っている勝之進は何も気付かない。なんと三人娘は、自分たちの仇を捜しながら、頼まれれば他人の復讐も引き受ける仇討ち屋“闇椿”なのだ!意外な真相を掴んだ娘たちに危機が迫る!?

出版社・メーカーコメント

水茶屋の看板三人娘、果たしてその正体は?「花蝶屋の茶でも喫すれば、流れが変わるに違いない」南町奉行所の狼こと、定町廻り同心の沢井勝之進は行きつけの水茶屋に顔を出した。人気絵師殺しの探索に手こずり、一息つきたい−−というのは口実で、お目当てのお蘭に逢いたいのだ。お蘭は花蝶屋の看板三人娘のひとりで、清楚で生真面目な十九才。あとのふたりは、艶っぽく熟れた二十一才のお藤、甘えん坊でお転婆な十七才のお桃だ。お蘭は勝之進に茶を淹れつつ、素知らぬふりで探索の進み具合を聞き出して、にこりと微笑む。だが、のぼせ上っている勝之進は何も気付かない。実は看板三人娘は、自分たちの仇を探しながら、頼まれれば他人の復讐も引き受ける〈仇討ち屋〉なのだ。花蝶屋の主人お稲や鍼灸医の桂雲、美男双子の岡っ引き六助と七弥とともに、三人娘が人気絵師殺しを暴く!人気沸騰中の作家が贈る新シリーズ、堂々の幕開け!【編集担当からのおすすめ情報】  2021年、第10回日本歴史時代作家協会シリーズ賞を「はないちもんめ」「はたご雪月花」シリーズで受賞した、押しも押されもせぬ実力派。「お葉の医心帖」「深川夫婦捕物帖」「小鍋屋よろづ公事控」シリーズで人気沸騰中!

著者紹介

有馬 美季子 (アリマ ミキコ)  
2016年、『縄のれん福寿 細腕お園美味草紙』で、時代小説デビュー。21年に、「はないちもんめ」「はたご雪月花」の両シリーズで、第十回日本歴史時代作家協会賞文庫シリーズ賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)