五月雨の凶刃 書き下ろし長編時代小説
小学館文庫 し6-1 やわら侍・竜巻誠十郎
出版社名 | 小学館 |
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出版年月 | 2008年11月 |
ISBNコード |
978-4-09-408323-1
(4-09-408323-5) |
税込価格 | 618円 |
頁数・縦 | 304P 16cm |
商品内容
要旨 |
時は享保年間。八代将軍徳川吉宗は大衆の窮状に直接耳を傾ける画期的な政策を実施した。世にいう目安箱である。目安箱を管轄する御用取次の加納久通は、お取り上げにならなかった訴え“難立願”のなかにも看過できない事案が含まれていることに以前から気づいており、頭を悩ませていた。久通は、一度闇に葬られた訴状を秘密裡に調査する「目安箱改め方」の設置を決意。白羽の矢を立てられたのが、竜巻誠十郎という青年である。誠十郎は剣を持たず、想身流柔術を駆使する天涯孤独の侍だった。新・江戸川乱歩賞作家による書き下ろし長編時代小説シリーズ第一弾。 |
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おすすめコメント
八代将軍・徳川吉宗は、大衆の窮状に直接耳を傾けるため目安箱を設置した。訴えの中で、闇に葬られかけたものを秘密裡に解決するのが「目安箱改め方」である。任に当たるのは、剣を持たない天涯孤独の侍であった。