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すべては海になる

小学館文庫 や13−1

出版社名 小学館
出版年月 2009年11月
ISBNコード 978-4-09-408428-3
4-09-408428-2
税込価格 607円
頁数・縦 269P 16cm

商品内容

要旨

夏樹は二十七歳、独身。都内の書店で働くようになってから五年たつが、いまだにアルバイトのままだ。彼女は十七歳のときに援助交際の経験があり、いまでも人間関係がうまく築けないでいた。寂しさを紛らわすため、既婚者や出版社の営業の男性と付き合うが、心の隙間は埋まらない。ある日、夏樹は店で中年女性の万引きを目撃する。大学教授の妻である彼女の家を訪れた夏樹は、高校生の息子・光治と出会う。学校でのいじめに耐えながら、気丈に崩壊家庭を立て直そうとする光治に、夏樹は強く心を惹かれる。著者が監督した同名映画の原作小説。

出版社・メーカーコメント

夏樹は27歳、独身。都内の書店で働くようになってから5年たつが、いまだにアルバイトのままだ。彼女は17歳のときに援助交際の経験があり、いまでも人間関係がうまく築けないでいた。寂しさを紛らわすため、既婚者や出版社の営業の男性と付き合うが、心の隙間は埋まらない。 ある日、夏樹は店で中年女性の万引きを目撃する。大学教授の妻である彼女の家を訪れた夏樹は、高校生の息子・光治と出会う。学校でのいじめに耐えながら、気丈に崩壊家庭を立て直そうとする光治に、夏樹は強く心を惹かれる。 著者が監督した同名映画の原作小説。

著者紹介

山田 あかね (ヤマダ アカネ)  
東京生まれ。早稲田大学第一文学部ロシア文学科卒業。フリーのテレビディレクターとして活躍。2003年『ベイビーシャワー』で小学館文庫小説賞を受賞。『すべては海になる』を原作とした同名作品で映画監督デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)