十死零生の剣 愛妹草紙
小学館文庫 し6-9
出版社名 | 小学館 |
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出版年月 | 2013年6月 |
ISBNコード |
978-4-09-408829-8
(4-09-408829-6) |
税込価格 | 565円 |
頁数・縦 | 236P 15cm |
商品内容
要旨 |
天保十一年(一八四〇年)陰暦六月。牛久藩の勘定方下役・岡部隼人は、正木道場の筆頭に掲げられる剣の達人であり、師からただひとり、秘剣の奥義を受け継いでいた。算盤仕事に勤しみながら四歳年下の妹・澪、遠縁の少年・鉄草之進とつましく暮らす隼人だったが、藩の特産品である楮と漆の不正取引に気付いた頃から周囲が騒がしくなる。伯父から持ちかけられた急な縁談、御前試合への参加―。だが、本当の試練はその先に待ち受けていた。妹を救うため隼人は秘剣を使うことを決意するが、それは必殺の剣でありながら決して使ってはならない外道の剣だった。江戸川乱歩賞作家の新シリーズ! |
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出版社・メーカーコメント
その秘奥義を使った者は、必ず死ぬ。天保十一年陰暦六月。牛久藩の勘定方下役の岡部隼人は、藩の特産品の取引をめぐる不正が行われていることに気付く。懐柔策と思われる不審な動きが続くなか、決定的な証拠を掴んだ隼人は、藩主への直訴を決断する。その行く手には、剣のライバルでもある悪徳侍が待ち受けていた。