マイダスタッチ 内閣府超常経済犯罪対策課 3
ガガガ文庫 ガま6−3
出版社名 | 小学館 |
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出版年月 | 2017年9月 |
ISBNコード |
978-4-09-451700-2
(4-09-451700-6) |
税込価格 | 612円 |
頁数・縦 | 229P 15cm |
シリーズ名 | マイダスタッチ |
商品内容
要旨 |
マイダスタッチと呼ばれる経済異能。それを利用した犯罪対策組織エイプスの元に、日本に初めて建設されたカジノへの潜入捜査指令が下る。アジア最大規模のカジノに集まる世界中の観光客。その陰では「能力者」によるカジノでの不正が横行していた。カジノを荒らす能力者たちは、これまでの能力者たちと異なり、イカサマを駆使する知能犯。そして捜査を進める中で浮き彫りになる「ジャンケット」の存在。捜査で得られた真実の先に、エイプスは最大の因縁ともいえる存在に対面する。マネークライムシリーズ、堂々クライマックス!! |
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出版社・メーカーコメント
カジノに潜む甘い罠。エイプス最大の事件。国民ナンバー制度の導入以降、経済格差が拡大した日本。その環境下で生まれた「マイダスタッチ」と呼ばれる経済異能。それに対する異能経済犯罪専門捜査部署・エイプスは日々奮闘を続けていた。そしていま彼らが向かうのは、真っ暗な夜の大阪湾に、色とりどりの照明が輝く島。人工島「夢洲」。長らく議論になっていたカジノ法案がようやく国会を通過し、候補地だったこの島が日本初の経済特区となってカジノが次々に建設されていた。アジア最大規模のカジノに世界中から観光客が集まり、その経済効果は政府の予想をはるかに上回った。……しかし、周辺地域の治安の悪化など、様々な問題が生じ、その中でも最たるものが「能力者」によるカジノでの不正。そして、能力者を取り締まる政府機関であるエイプスに出動要請が下ったのだった。これまでの物理攻撃系の能力者たちと異なり、カジノを荒らす能力者達はイカサマに能力を使用する知能犯たち。潜入捜査を覚られぬよう、袈裟郎たちは一般客としてカジノに紛れ込む。そして浮き彫りになる「ジャンケット」の存在。その裏側に、袈裟郎は己の最大の因縁ともいえる存在に対面する。マネークライムシリーズ、堂々クライマックス!!