
新編日本古典文学全集 86
日本漢詩集
新編日本古典文学全集 86
- 菅野 禮行 他編
- 菅野礼行/校注・訳 徳田武/校注・訳
出版社名 | 小学館 |
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出版年月 | 2002年11月 |
ISBNコード |
978-4-09-658086-8
(4-09-658086-4) |
税込価格 | 4,903円 |
頁数・縦 | 558P 23cm |
シリーズ名 | 新編日本古典文学全集 |
商品内容
要旨 |
日本人の作った漢詩は、『懐風藻』以来、膨大な量になり、江戸時代に至るまで、脈々として絶えることなく、日本古典文学の底流として流れ続け、今日に至っている。その精華、144人、427首を、訓読文・原文・頭注・現代語訳で詳解する。 |
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目次 |
上代(宴に侍す(大友皇子) |
出版社・メーカーコメント
上代から江戸期に至る日本漢詩を研究成果により詳解する。日本に漢字が伝わったのは、土器などの考古学資料に拠れば、紀元一世紀ころ、漢籍としての伝来は四世紀ころと言われています。以来私たちの祖先は大変な苦労と年月を重ねて、本来は外国の典籍であった中国の古典を、訓読という世界にも類を見ないような方法で読むことを発明しました。そしてそれは、日本文化の重要な一翼を担う漢詩・漢文という分野となって我が国の伝統文化を形成してきました。中国古典籍の理解・享受からさらに発展した日本漢詩文は、上代以来江戸時代まで、脈々として絶えることなく常に日本古典文学の礎石として流れ続け、現在に至っています。その精華144人、427首を研究成果を基に、原文・訓読文・頭注・現代語訳で詳解します。