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誰も知らない「名画の見方」

小学館101ビジュアル新書 V011 Art 1

出版社名 小学館
出版年月 2010年10月
ISBNコード 978-4-09-823011-2
4-09-823011-9
税込価格 1,320円
頁数・縦 191P 18cm

書店レビュー 総合おすすめ度: 全1件

  • 本書は名画にまつわる画家たちの人生、歴史などの背景を分かり易く解説しています。この本を読めば、今まで何となく理解していたつもりでいた名画の見方が変わります。これからの絵画鑑賞が面白くなることでしょう。一例として、表紙に登場するフェルメールのおなじみの作品:『真珠の首飾りの少女』少女の魅力は、神秘的とも言えるそのまなざしである。鑑賞ポイントとなっているのは、瞳に書かれた白い点です。瞳に描き加えることだけで、生命感にあふれた人間の顔を描くことができるということを、フェルメールは発見しました。光の効果を研究しつくしたであろう彼の作品は、多くの人々を虜にしています。さあ、新しい見方で、名画の世界へようこそ!

    (2014年10月3日)

商品内容

要旨

「名画」には、絵画鑑賞をより楽しく充実させるための、「見方」があります。本書では、八つのテーマに分類された「名画の見方」に基づき、日本を代表する美術史家である著者が、巨匠たちの手になる名画の数々を例に、具体的にわかりやすく解説。「名画」は、なぜ「名画」と呼ばれるのか?「巨匠」は、いかにして「巨匠」になったのか?本書を読めば、名画と巨匠にまつわるそれらの疑問が、目から鱗が落ちるように、解決します。美麗な図版満載。

目次

第1章 「もっともらしさ」の秘訣
第2章 時代の流れと向き合う
第3章 「代表作」の舞台裏
第4章 見えないものを描く
第5章 名演出家としての画家
第6章 枠を越えた美の探求者
第7章 受け継がれるイメージ
第8章 新しい時代を描き出す

出版社・メーカーコメント

24人の巨匠とその名画に秘められた謎が解ける 西洋美術史研究の第一人者による、新しいタイプの絵画鑑賞の入門書。「名画」には、絵画鑑賞をより楽しく充実させるための、「見方」があります。本書では、八つのテーマに分類された「名画の見方」に基づき、日本を代表する美術史家である著者が、巨匠たちの手になる名画の数々を例に、具体的にわかりやすく解説。 《モナ・リザ》の美貌の秘訣は「水」にある?フェルメールはグラビア写真家の元祖だった? ルノワールの絵には「嘘」が塗ってある? 24人の巨匠とその名画に秘められた謎が解ける。「名画」は、なぜ「名画」と呼ばれるのか?「巨匠」は、いかにして「巨匠」になったのか?本書を読めば、名画と巨匠にまつわるそれらの疑問が、目から鱗が落ちるように、解決します。美麗な図版満載。

著者紹介

高階 秀爾 (タカシナ シュウジ)  
1932年東京生まれ。美術史家。東京大学教養学部卒業。東京大学教授、国立西洋美術館館長などを経て、現在は大原美術館館長。東京大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)