お墓の大問題
小学館新書 269
出版社名 | 小学館 |
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出版年月 | 2016年8月 |
ISBNコード |
978-4-09-825269-5
(4-09-825269-4) |
税込価格 | 836円 |
頁数・縦 | 222P 18cm |
商品内容
要旨 |
地方にある「空き家問題」と並んで中高年を中心に頭を悩ませているのが、お墓の問題だ。地方から都心に出てきて、遠く離れた実家のお墓をどうすべきか。先祖代々のお墓の引っ越しを巡って親族とトラブル勃発。少子化により、お墓を守ってくれる人がいない…など悩みは深刻だ。さらには長年世話になったお寺からお墓を引っ越しする際に多額の「離檀料」を請求されたり、「夫の先祖と同じお墓には入りたくない」といい“死後離婚”を選ぶ妻など、お墓を巡る様々なトラブル解決のための処方箋。 |
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目次 |
第1章 お墓の承継者がいない! |
出版社・メーカーコメント
全国で先祖代々のお墓が崩壊寸前の大ピンチ 都市部への人口一極集中が様々な問題を引き起こしている。地方を中心に「空き家問題」がクローズアップされているが、それ以上に、現在もっとも問題が顕在化しているのが、地方にある実家のお墓問題だ。就職先などの問題から、大都市に出てくる子どもたち。両親の眠るお墓参りにも数年に1回行けるかどうか、というケースも少なくない。また、「家」制度が希薄化した結果、「死んでも夫の墓には入りたくない」と”死後離婚”という造語ができるほどだ。この他にも、両親のお墓を自分の家から近い場所に引っ越し(改葬)させようにも、都心部の民間霊園は値段がバカ高い。500万程度かかる場合も多い。比較的安い公営霊園は倍率が高く、人気のある霊園では50倍を超える倍率になることさえある。また、引っ越しする際にもお寺で管理している場合、寺側から「離檀料」と称して100万円単位の”お布施”を要求されてトラブルになるケースも枚挙に暇がない。さらに親族たちが全員納得するとも限らない。こじれた結果、親族間で仲違いするといった例も多い。これらの問題を炙り出し、ベストな解決法を模索する。