商品内容
要旨 |
球団史上初の「3年連続最下位」で2025年シーズンを迎えた中日。井上新監督による劇的な復活を願いつつも、“どうせドラゴンズは…”と達観(諦観)しているファンも少なくない。というのも、強かった時代も弱かった時代もファンは「残酷な思い」を味わい続けてきたからだ。そんな複雑な歴史と感情を、ドラファン歴半世紀の拓殖大学教授・富坂聰氏が綴る。日中問題の専門家が読み解く「中日(ファン)問題」とは―。 |
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目次 |
第1章 ドラゴンズに学んだ「民主主義」の不完全さ(「ドラゴンズって弱いですかね?」 |
出版社・メーカーコメント
ドラゴンズは「不条理」を学ぶ教科書だった 球団史上初の「3年連続最下位」で2025年シーズンを迎える中日ドラゴンズ。井上新監督による再出発をドラファンは注目する一方、“どうせドラゴンズは…”と達観(諦観)の目で見ているファンも少なくない。それというのも、強かった時も弱かった時もファンは「残酷な思い」を味わい続けた歴史があるからだ。そんな屈折した思いを、ファン歴半世紀の拓殖大学教授・富坂聰氏が綴る。日中問題の専門家による「中日(ファン)問題」とは--。●強くても嫌われ、弱くても蔑まれてしまう中日ファン●長嶋茂雄と松井秀喜の花道を邪魔した「KYなチーム」●名選手でもオールスターに選出されない「田舎球団の悲哀」●「ナゴヤ・アズ・ナンバーワン」「名古屋ファースト」のファン心理--そんな“悲哀”を味わっても、“冷たい視線”を浴びても応援するファン。そうした「残酷さ」を含めてドラゴンズは魅力的だからである。巻末には「ウーやん」こと宇野勝氏と著者による爆笑スペシャル対談「ドラゴンズと名古屋にどっぷり浸かった私たち」を収録!