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神の子どもたちはみな踊る

新潮文庫

出版社名 新潮社
出版年月 2002年3月
ISBNコード 978-4-10-100150-0
4-10-100150-2
税込価格 693円
頁数・縦 237P 16cm

商品内容

要旨

1995年1月、地震はすべてを一瞬のうちに壊滅させた。そして2月、流木が燃える冬の海岸で、あるいは、小箱を携えた男が向かった釧路で、かえるくんが地底でみみずくんと闘う東京で、世界はしずかに共振をはじめる…。大地は裂けた。神は、いないのかもしれない。でも、おそらく、あの震災のずっと前から、ぼくたちは内なる廃墟を抱えていた―。深い闇の中に光を放つ6つの黙示録。

おすすめコメント

初めての連作小説!小さな焚き火の炎のように、深い闇に光を放つ村上春樹の言葉。人々の内なる廃墟が静かに共振する六つの物語。

著者紹介

村上 春樹 (ムラカミ ハルキ)  
1949(昭和24)年、京都府生れ。早稲田大学文学部卒業。’79年、『風の歌を聴け』でデビュー、群像新人文学賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)