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ウルトラセブンが「音楽」を教えてくれた

新潮文庫 あ−101−1

出版社名 新潮社
出版年月 2020年3月
ISBNコード 978-4-10-101861-4
4-10-101861-8
税込価格 572円
頁数・縦 214,8P 16cm

商品内容

要旨

1968年、7歳の少年はテレビで放映されていた「ウルトラセブン」最終回に衝撃を受ける。主人公のダン隊員がアンヌ隊員に自分の正体を告げる瞬間、オーケストラとピアノ・ソロの感動的な音楽がかかるのだ。この曲はなになのか?誰がいつどこで弾いたのか?それを突き止めるまでの7年の彷徨を振り返りながら、そのプロセスを経て、クラシック音楽鑑賞の醍醐味を知るまでを感動的に描く。

目次

第1章 衝撃の最終回とシューマンのピアノ協奏曲(1960年代後半という時代
異なる種族同士の共生は、はたして可能なのか
最終回、そしてその劇的な音楽
最終回の「音楽」を探して
最終回の「演奏」を探して
カラヤン/リパッティ盤の録音が生まれた背景
なぜ最終回にカラヤン/リパッティ盤が選ばれたのか
そして現在へ)
第2章 ウルトラセブン 音楽から見たオススメ作品(音楽と物語が密接に関連した3作
音楽が突出して印象的な5作)
Appendix ウルトラセブンから広がる音楽の楽しみ(アルゲリッチのピアノ
アバドの指揮
ギーゼキングのピアノ
同じ曲を違う演奏で聴く楽しみ方)

著者紹介

青山 通 (アオヤマ トオル)  
1960(昭和35)年東京都世田谷区出身、現在、同区砧に在住。’84年早稲田大学卒業。音楽之友社にて『週刊FM』、書籍、ムック等の編集、その後数社を経てフリーランス。本名の青野泰史名義で編集、マーケティング、青山通名義で執筆を行う。クラシック音楽から欅坂46まで、幅広い音楽領域に関心を持つ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)