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アルマジロの手 宇能鴻一郎傑作短編集

新潮文庫 う-28-2

出版社名 新潮社
出版年月 2024年1月
ISBNコード 978-4-10-103052-4
4-10-103052-9
税込価格 693円
頁数・縦 295P 16cm

商品内容

要旨

彼は「手が…アルマジロの手が」というばかりだったのです―。不気味な緊張感を孕む怪奇な作品「アルマジロの手」、美しい姫君に恋をした狸の哀切「心中狸」、むさぼり喰らう快楽にとり憑かれた男の無上の幸福「月と鮟鱇男」の他、「海亀祭の夜」「蓮根ボーイ」「鰻池のナルシス」、そして甘美な爛熟世界に堕ちた男を描く傑作「魔楽」を収録。官能の深みと生の哀しみを短編に昇華させた七編。

出版社・メーカーコメント

彼は「手が……アルマジロの手が」というばかりだったのです--。不気味な緊張感を孕む怪奇な作品「アルマジロの手」、美しい姫君に恋をした狸の哀切「心中狸」、むさぼり喰らう快楽にとり憑かれた男の無上の幸福「月と鮟鱇男」の他、「海亀祭の夜」「蓮根ボーイ」「鰻池のナルシス」、そして甘美な爛熟世界に堕ちた男を描く傑作「魔楽」を収録。官能の深みと生の哀しみを短編に昇華させた七編。

著者紹介

宇能 鴻一郎 (ウノ コウイチロウ)  
1934(昭和9)年生れ。東京大学文学部国文学科卒業後、同大学院博士課程中退。在学中に発表した短編「光りの飢え」が芥川賞候補となり、翌’62年、「鯨神」で第46回芥川賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)