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司馬遼太郎が考えたこと 13

エッセイ1985.1〜1987.5

新潮文庫

出版社名 新潮社
出版年月 2005年12月
ISBNコード 978-4-10-115255-4
4-10-115255-1
税込価格 825円
頁数・縦 528P 16cm
シリーズ名 司馬遼太郎が考えたこと

商品内容

要旨

’85年9月、プラザ合意が成立。急速な円高が進行し、日本はバブル景気に沸き返った。いっぽう豊田商事会長刺殺など経済事件も多発。このころ司馬遼太郎は『アメリカ素描』を連載、また『この国のかたち』の執筆を開始している。’87年、『ロシアについて―北方の原形』で読売文学賞を受賞。この巻は「義経と静御前」「時代を超えた竜馬の魅力」「私の古代像」や近藤紘一への弔辞など54篇。

目次

バスクへの盡きぬ回想(写真集『街道をゆく 南蛮のみち』)
反省会のことなど
愛山の周辺(『山路愛山集』)
少年の心
ソウルの吉鳥(『日韓 ソウルの友情』)
無題(宮崎十三八著『私の城下町―会津若松』)
日韓断想
魂の戦慄(「上方花舞台」)
甦った人間たち(第17回日本文学大賞(学芸部門)選評)
時代を超えた竜馬の魅力〔ほか〕

著者紹介

司馬 遼太郎 (シバ リョウタロウ)  
1923‐1996。大阪市生れ。大阪外語学校蒙古語科卒。産経新聞文化部に勤めていた1960(昭和35)年、『梟の城』で直木賞受賞。以後、歴史小説を一新する話題作を続々と発表。’66年に『竜馬がゆく』『国盗り物語』で菊池寛賞を受賞したのを始め、数々の賞を受賞。’93(平成5)年には文化勲章を受章。“司馬史観”とよばれる自在で明晰な歴史の見方が絶大な信頼をあつめるなか、’71年開始の『街道をゆく』などの連載半ばにして急逝。享年72(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)