書店レビュー
総合おすすめ度:
全1件
-
-
-
おすすめ度
- 平山書店 (秋田県大仙市)
ごろんとふとんに横になりながら読み終えた。読書中一度も縦になることなく。調べたら、著者の読書スタイルもゴロゴロ読書だそうだ。妙なところで納得したところで、中身はというと、気楽に読める読み物であるが、読者を飽きさせない面白さにあふれている。本作は、「週刊新潮」に連載されていたものの文庫化であるが、週刊誌の仕事がいかに大変か書中で愚痴るあたり、著者のヘタレぶりがかいま見えて笑いを誘う。生の著者の姿を知りたい方はぜひどうぞ。(のり)
(2006年9月18日)
-
おすすめ度
-
商品内容
要旨 |
気鋭作家の身辺雑記、だけに終わらぬ面白さ!プレーンな日常を「非日常」に変えてしまう冴えた嗅覚。世間お騒がせの事件もサッカー選手の容貌も、なぜかシュールに読み取ってしまう、しをん的視線。「幸せになりたいとも、幸せだとも思わないまま、しかし幸せとはなんだろうと考えることだけはやめられない」。美しい男を論じ、日本の未来を憂えて乙女心の複雑さ全開のエッセイ。 |
---|---|
目次 |
序幕 こうして舞台ははじまった |