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ちよぼ 加賀百万石を照らす月

新潮文庫 も-25-22

出版社名 新潮社
出版年月 2023年10月
ISBNコード 978-4-10-119438-7
4-10-119438-6
税込価格 693円
頁数・縦 289P 16cm

商品内容

要旨

女子とて、闘わねばならなかった。信長と前田家に敗した朝倉家臣の娘・幾世は長じて正室まつの侍女として前田家に入り、千代保と改名。初代加賀藩主・利家に見初められて側室になり、男児を産む。猿千代と名付けられた子はのちに名君・利常となるが、母千代保は人質として江戸へ向かった―。加賀百万石の礎を築き、寿福院の名で多くの人に親しまれた、慈愛と情熱の生涯を描く歴史時代小説。

出版社・メーカーコメント

女子(おなご)とて、闘わねばならなかった。信長と前田家に敗した朝倉家臣の娘・幾世は長じて正室まつの侍女として前田家に入り、千代保と改名。初代加賀藩主・利家に見初められて側室になり男児を産む。猿千代と名付けられた子はのちに名君・利常となるが、母千代保は人質として江戸へ向かった--。加賀百万石の礎を築き、寿福院の名で親しまれた、慈愛と情熱に満ちた女傑の生涯を描く歴史時代小説。

著者紹介

諸田 玲子 (モロタ レイコ)  
1954(昭和29)年、静岡市生れ。上智大学文学部英文科卒。外資系企業勤務の後、翻訳・作家活動に入る。’96(平成8)年『眩惑』でデビュー。2003年『其の一日』で吉川英治文学新人賞、’07年『奸婦にあらず』で新田次郎文学賞、’12年『四十八人目の忠臣』で歴史時代作家クラブ賞、’18年『今ひとたびの、和泉式部』で親鸞賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)