• 本

芥川症

新潮文庫 く-52-2

出版社名 新潮社
出版年月 2017年1月
ISBNコード 978-4-10-120342-3
4-10-120342-3
税込価格 605円
頁数・縦 332P 16cm

商品内容

要旨

父の死因とは一体何だったのか?食い違う医師・看護師の証言。真相を求め、息子はさまよう(「病院の中」)。多額の募金を得て渡米、心臓移植を受けた怠け者の男と支援者たちが巻き起こす悲喜劇(「他生門」)。芸術を深く愛するクリニック院長と偏屈なアーティストが出会ったとき(「極楽変」)。芥川龍之介の名短篇に触発された、前代未聞の医療エンタテインメント。黒いユーモアに河童も嗤う全七篇。

おすすめコメント

父の死因とは一体何だったのか? 食い違う医師・看護師の証言。真相を求め、息子はさまよう(「病院の中」)。多額の募金を得て渡米、心臓移植を受けた怠け癖の男と支援者たちが巻き起こす悲喜劇(「他生門」)。芸術を深く愛するクリニック院長と偏屈なアーティストが出会ったとき(「極楽変」)。芥川龍之介の名短篇に触発された、前代未聞の医療エンタテインメント。黒いユーモアに河童も嗤う全七編。

著者紹介

久坂部 羊 (クサカベ ヨウ)  
1955(昭和30)年大阪府生れ。大阪大学医学部卒。外科医、麻酔科医を経て、外務省に入省。在外公館にて医務官を務めた。2003(平成15)年、『廃用身』で作家デビュー。’14年、『悪医』で日本医療小説大賞を受賞。『モーツァルトとレクター博士の医学講座』など医学エッセイも手がけている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)