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ぼくの住まい論

新潮文庫 う-22-2

出版社名 新潮社
出版年月 2015年1月
ISBNコード 978-4-10-126062-4
4-10-126062-1
税込価格 737円
頁数・縦 207P 16cm

商品内容

要旨

南から吹くやわらかい風、“凱風”。神戸の一隅にその名を冠した著者の自宅兼道場「凱風館」が竣工した。この手で道場をつくりたいと願い、「宴会のできる武家屋敷」を目指した思想家・武道家の家づくりの哲学とは―書斎、合気道稽古、能舞台、寺子屋学塾、安眠…住まうことは生きること、教育の奇跡を信じ、次世代への贈り物としてウチダタツルが考え抜いた「住まいの思想」。

目次

1 土地を買う
2 間取りを決める
3 材木を得る(京都・美山篇)
4 材木を得る(岐阜・加子母篇)
5 職人に出会う
6 能舞台をつくる
7 凱風館に住む
8 ぼくの住まい論

著者紹介

内田 樹 (ウチダ タツル)  
1950(昭和25)年、東京生れ。神戸女学院大学名誉教授。武道家、多田塾甲南合気会師範。東京大学文学部仏文科卒業。東京都立大学大学院人文科学研究科博士課程中退。専門はフランス現代思想、武道論、教育論、映画論など。『私家版・ユダヤ文化論』で小林秀雄賞、『日本辺境論』で新書大賞受賞、著作活動全般に対して伊丹十三賞受賞。神戸市で武道と哲学のための学塾「凱風館」主宰(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)