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小説ヤマト運輸

新潮文庫 た−52−22

出版社名 新潮社
出版年月 2013年8月
ISBNコード 978-4-10-130332-1
4-10-130332-0
税込価格 693円
頁数・縦 380P 16cm

書店レビュー 総合おすすめ度: 全1件

  • 宅急便の神様はすごい!

    郵政省と運輸省にケンカを売った男「小倉昌男」。正しいと思っても、それを貫くのは並大抵のことではないもの。しかし彼は恐れずそれを実行し勝利を勝ち取った。それもすべては「利用者の為に」が根底にあったからこそ。クール宅急便問題で現在ヤマト運輸への利用者の信頼は揺らいでいる。どんな企業にも良い時も悪い時もあるもの。ヤマト運輸にも良い時ばかりでなかったことがこの本を読むとよく分かる。初心を思い出し立ち直れクロネコヤマト!「小説ヤマト運輸」は働く人たちすべてへ勇気を与えてくれる本だ。

    (2013年12月29日)

商品内容

要旨

今日送った荷物が、全国どこにでも、すぐに届く。宅急便。わたし達が享受する“当たり前のサービス”開発の裏には、壮絶な戦いがあった。運輸省、郵政省という国家権力による妨害。金で政治家を取り込んだ競合他社。配送革命と称賛された「クロネコヤマトの宅急便」は、いかにして生み出されたのか―。新インフラ誕生の全貌を描いた、圧巻の経済小説。

出版社・メーカーコメント

宅配便シェア&Amazon委託率、圧倒的No.1。成功の秘密全記録!“宅急便の神様”小倉昌男を描いた著者渾身の経済小説。今日送った荷物が、全国どこにでも、すぐに届く。宅急便。わたし達が享受する“当たり前のサービス” 開発の裏には、壮絶な戦いがあった。運輸省、郵政省という国家権力による妨害。金で政治家を取り込んだ競合他社。配送革命と称賛された「クロネコヤマトの宅急便」は、いかにして生み出されたのか──。新インフラ誕生の全貌を描いた、圧巻の経済小説。『挑戦つきることなし』改題。

著者紹介

高杉 良 (タカスギ リョウ)  
1939(昭和14)年、東京生れ。化学専門紙記者、編集長を経て、’75年「虚構の城」で作家デビュー。以来、経済界全般にわたって材を得て、綿密な取材に裏打ちされた問題作、話題作を次々に発表している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)