• 本

信長あるいは戴冠せるアンドロギュヌス

新潮文庫

出版社名 新潮社
出版年月 2002年10月
ISBNコード 978-4-10-130931-6
4-10-130931-0
税込価格 649円
頁数・縦 432P 16cm

商品内容

要旨

1930年、ベルリン滞在中のアントナン・アルトーの前に現れた日本人青年は、ローマ皇帝ヘリオガバルスと信長の意外なつながりを彼に説いた。ふたりはともに暗黒の太陽神の申し子である。そして口伝によれば、信長は両性具有であった、と…。ナチ台頭期のベルリンと戦国時代の日本を舞台に、伝承に語られた信長の謎が次々と解き明かされて行く。第11回日本ファンタジーノベル大賞受賞作。

著者紹介

宇月原 晴明 (ウツキバラ ハルアキ)  
1963(昭和38)年、岡山県生れ。早稲田大学文学部日本文学科卒。大学時代は作家・重松清とともに「早稲田文学」編集に携わる。出版社勤務のかたわら著作活動を続け、’99(平成11)年、評論「お伽ばなしの王様―青山二郎論のために」で三田文学新人賞、小説「信長 あるいは戴冠せるアンドロギュヌス」で日本ファンタジーノベル大賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)