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酒とサイコロの日々

新潮文庫

出版社名 新潮社
出版年月 2003年3月
ISBNコード 978-4-10-132518-7
4-10-132518-9
税込価格 524円
頁数・縦 289P 16cm

商品内容

要旨

バクチとアルコールにハマッてしまった「めめちゃん」こと鷺沢萠。そして、彼女を絶好のカモと狙う「悪いオヤジたち」―麻雀プロ・安藤満氏、作家・白川道氏、同じく黒川博行氏―から忍びよる魔の手。懲りずに続くその仁義なき戦いは、笑いなくしては語れない。真面目なアリさんタイプだった作者が、大切な二十代最後の時間を「飲む」と「打つ」に捧げてしまった抱腹絶倒ギャンブル青春記。

目次

酒とサイコロの日々(キリギリスの日記
間抜けな日
掟を守ろう
悲しみの肉うどん
「組織」の人たち
ああ、名人戦
言わないでおこう
手に目はついてない
ふるさとからのしるし
悲劇なわたくし ほか)
チョンボくんのこと

著者紹介

鷺沢 萠 (サギサワ メグム)  
1968(昭和43)年、東京生れ。上智大学外国語学部ロシア語科除籍。’87年、18歳の時に、「川べりの道」で文学界新人賞を受賞。「葉桜の日」などで芥川賞候補に、「ほんとうの夏」などで三島賞候補に挙げられ、’92(平成4)年『駆ける少年』で泉鏡花賞を受賞。幅広い読者の支持を受ける現代文学の気鋭作家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)