残夢の骸
新潮文庫 ふ−25−18 満州国演義 9
出版社名 | 新潮社 |
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出版年月 | 2016年8月 |
ISBNコード |
978-4-10-134328-0
(4-10-134328-4) |
税込価格 | 1,100円 |
頁数・縦 | 689P 16cm |
商品内容
要旨 |
敷島兄弟は通化の地に集う。苦い再会だった―。満州国はわずか十三年で理想の欠片さえ失い、重い鉄鎖と化した。昭和二十年八月九日、ソ連軍が遂に侵攻を開始する。轟音とともに崩壊してゆく「王道楽土」。男たちは吹きすさぶ風の中で自らの運命と対峙する。日本そして満州、二つの帝国が破れ、残ったものとは何か。船戸与一が最期の炎を燃やし描き切った大叙事詩、ここに完結。 |
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おすすめコメント
敷島兄弟は通化の地に集う。苦い再会だった――。満州国はわずか十三年で理想の欠片さえ失い、重い鉄鎖と化した。昭和二十年八月九日、ソ連軍が遂に侵攻を開始する。轟音とともに崩壊してゆく「王道楽土」。男たちは吹きすさぶ風の中で自らの運命と対峙する。日本そして満州、二つの帝国が破れ、残ったものとは何か。船戸与一が最期の炎を燃やし描き切った大叙事詩、ここに完結。