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ヒトごろし 上巻

文庫版

新潮文庫 き−31−3

出版社名 新潮社
出版年月 2020年10月
ISBNコード 978-4-10-135354-8
4-10-135354-9
税込価格 1,210円
頁数・縦 783P 16cm
シリーズ名 ヒトごろし

商品内容

要旨

血飛沫。焔に包まれる宿場町。土方歳三は少年時代より死に魅入られていた。長じて浪士組の一員として上洛する。佐幕、攘夷、そんなことに関心はない。刀を存分に振るえる身分が欲しいだけだ。歳三は人外、人殺しなのだから。近藤勇、土方歳三、沖田総司。京都を争闘の巷に変えた新選組隊士たち。彼らはなぜ芹沢鴨を殺害したのか―。心に深き翳を宿す剣鬼の生を鮮烈に描く、傑作時代長篇。

著者紹介

京極 夏彦 (キョウゴク ナツヒコ)  
1963(昭和38)年、北海道生れ。小説家、意匠家。’94(平成6)年、『姑獲鳥の夏』でデビュー。小説界に衝撃を与える。’96年『魍魎の匣』で日本推理作家協会賞を受賞。’97年『嗤う伊右衛門』で泉鏡花文学賞、2003年『覘き小平次』で山本周五郎賞、’04年『後巷説百物語』で直木賞、’11年『西巷説百物語』で柴田錬三郎賞を受賞。’16年、遠野文化賞を受賞している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)