テロルの原点 安田善次郎暗殺事件
新潮文庫 な−66−3
出版社名 | 新潮社 |
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出版年月 | 2023年2月 |
ISBNコード |
978-4-10-136573-2
(4-10-136573-3) |
税込価格 | 693円 |
頁数・縦 | 259P 16cm |
商品内容
要旨 |
一九二一年、ある無名の青年が広く知られる人物を殺害した。一代で財閥を作り上げた安田善次郎を襲った犯人の名は、朝日平吾。その衝撃は原敬首相暗殺の連鎖を生み、二・二六事件に至るテロリズムの世を招来する。彼は屈辱、怨恨、強い承認願望を抱いていたのではないか―。当時と現代に格差社会という共通項を見出す著者が、青年の挫折に満ちた半生を追ってゆく。 |
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出版社・メーカーコメント
一九二一年、ある無名の青年が広く知られる人物を殺害した。一代で財閥を作り上げた安田善次郎を襲った犯人の名は、朝日平吾。その衝撃は原敬首相暗殺の連鎖を生み、二・二六事件に至るテロリズムの世を招来する。彼は屈辱、怨恨、強い承認願望を抱いていたのではないか──。当時と現代に格差社会という共通項を見出す著者が、青年の挫折に満ちた半生を追ってゆく。『朝日平吾の鬱屈』改題。