ほたる
新潮文庫 き−13−14 慶次郎縁側日記
出版社名 | 新潮社 |
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出版年月 | 2011年3月 |
ISBNコード |
978-4-10-141424-9
(4-10-141424-6) |
税込価格 | 524円 |
頁数・縦 | 316P 16cm |
商品内容
要旨 |
川面に消えたほたるの光は、移ろう人の心の幻か。幼い異母妹と懸命に生きた貸本屋の男が、愛する妻の借金に戸惑う(「みんな偽物」)。悪い男に強請られる女が泣きついたのは、蝮の異名をもつ曰く付きの岡っ引き吉次だった(「ほたる」)。浮気、妻への暴力、ささやかな幸せにつけ込む債鬼の罠―江戸の市井で泣く人々を、心に鬼を飼う仏の隠居、慶次郎が情けで救う傑作シリーズ第十弾。 |
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おすすめコメント
奴が悪人になる前に、救ってやらなきゃならねえ。江戸の市井で泣く人々を、心に鬼棲む「仏の隠居」慶次郎が情けで救う――。傑作シリーズ第十弾!川面に消えたほたるの光は、移ろう人の心の幻か。幼い異母妹と懸命に生きた貸本屋の男が、愛する妻の借金に戸惑う(「みんな偽物」)。悪い男に強請られる女が泣きついたのは、蝮の異名をもつ曰く付きの岡っ引き吉次だった(「ほたる」)。浮気、妻への暴力、ささやかな幸せにつけ込む債鬼の罠──江戸の市井で泣く人々を、心に鬼を飼う仏の隠居・慶次郎が情けで救う傑作シリーズ第十弾!