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失格社員

新潮文庫 え−13−4

出版社名 新潮社
出版年月 2007年4月
ISBNコード 978-4-10-146224-0
4-10-146224-0
税込価格 781円
頁数・縦 462P 16cm

書店レビュー 総合おすすめ度: 全1件

  • サラリーマン必読!

    オフィスで繰りひろげられるドラマをおかしく、かつシニカルに描いた10篇。
    せこい同僚、空回り上司、ワンマン役員…。
    いるいる!こんな人!!と思わず職場の人を思い浮かべてしまいます。
    サラリーマンならきっと、身につまされる思いがするはず。(中)

    (2008年7月3日)

商品内容

要旨

嘘つき社員に傲慢部長、モーレツ執行役員にゴマスリ常務―不祥事の元凶がオフィスにはあふれている!サラリーマンが守るべき掟を「モーゼの十戒」に擬えて、コミカルにシニカルに描く。秘かに転職を目論む銀行員の心の内は…「二神に仕えるなかれ」、セクハラ対策を担当していながら、生保の中堅幹部はなぜセクハラに陥ったのか…「汝、姦淫するなかれ」など、傑作十篇収録。

著者紹介

江上 剛 (エガミ ゴウ)  
1954(昭和29)年、兵庫県生れ。早稲田大学政治経済学部政治学科卒業後、第一勧業銀行(現みずほ銀行)に入行。梅田、芝の支店を経て、本部の企画、人事部門に勤務。’97(平成9)年の第一勧銀総会屋事件では、広報部次長として混乱収拾に尽力した。2002年に、築地支店長を務める傍ら『非情銀行』を発表して作家デビュー。’03年3月、第2作『起死回生』の刊行と同時に、みずほ銀行を退行して、以後、執筆に専念している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)