幻影の書
新潮文庫 オ−9−14
| 出版社名 | 新潮社 |
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| 出版年月 | 2011年10月 |
| ISBNコード |
978-4-10-245114-4
(4-10-245114-5) |
| 税込価格 | 880円 |
| 頁数・縦 | 429P 16cm |
商品内容
| 要旨 |
その男は死んでいたはずだった―。何十年も前、忽然と映画界から姿を消した監督にして俳優のヘクター・マン。その妻からの手紙に「私」はとまどう。自身の妻子を飛行機事故で喪い、絶望の淵にあった「私」を救った無声映画こそが彼の作品だったのだから…。ヘクターは果たして生きているのか。そして、彼が消し去ろうとしている作品とは。深い感動を呼ぶ、著者の新たなる代表作。 |
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おすすめコメント
「ストーリーテラーとしての冴えが、一段高い次元に達した観のある傑作」――柴田元幸。『幽霊たち』『ムーン・パレス』をも凌ぐ新たなる代表作、文庫化。その男は死んでいたはずだった──。何十年も前、忽然と映画界から姿を消した監督にして俳優のへクター・マン。その妻からの手紙に「私」はとまどう。自身の妻子を飛行機事故で喪い、絶望の淵にあった「私」を救った無声映画こそが彼の作品だったのだから……。へクターは果たして生きているのか。そして、彼が消し去ろうとしている作品とは。深い感動を呼ぶ、著者の新たなる代表作。