
監獄裏の詩人たち
出版社名 | 新潮社 |
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出版年月 | 1996年10月 |
ISBNコード |
978-4-10-301903-9
(4-10-301903-4) |
税込価格 | 2,030円 |
頁数・縦 | 257P 20cm |
商品内容
文学賞情報 |
1996年
第48回
読売文学賞 随筆・紀行賞受賞 |
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要旨 |
利根川河畔に長塁を連ねる赤い煉瓦塀の前橋監獄。明治21年開設以来幾多の風雨に耐え、世間を隔てて、今も残る煉瓦塀。詩人たちは窺い知れない、その塀の中への哀切の思いを、歌に詩に絵画に刻んだ。秩父事件、破獄、文学者と監獄との関わり、囚人の仕事等々。書かずにいられなかった1世紀に亘るこの異域の挿話を文学的に実証的に掘り起こす。 |
目次 |
「監獄裏の林」にて―萩原朔太郎作品と秩父事件死刑囚 |