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邯鄲の島遥かなり 上

出版社名 新潮社
出版年月 2021年8月
ISBNコード 978-4-10-303873-3
4-10-303873-X
税込価格 2,695円
頁数・縦 617P 20cm
シリーズ名 邯鄲の島遥かなり

商品内容

要旨

神々しい美貌の男が神生島に帰った日、血族の歴史は、再び時を刻み始めた。島に生きた、ある一族の150年の営み。明治維新から「あの日」の先までを、17の物語が鮮やかに映し出す。

出版社・メーカーコメント

神生島にイチマツが帰ってきた。神か仏のような人間離れした美貌の一ノ屋松造は、島の女たちと次々に契る。そして生まれた子供には、唇のような形の赤痣が身体のどこかにあった。またその子供たちにも同じ痣が――。明治維新から「あの日」の先までを、多彩な十七の物語がプリズムのように映し出す。三ヵ月連続刊行スタート。

著者紹介

貫井 徳郎 (ヌクイ トクロウ)  
1968年東京都生まれ。早稲田大学卒。93年、鮎川哲也賞最終候補となった『慟哭』でデビュー。2010年、『乱反射』で日本推理作家協会賞、『後悔と真実の色』で山本周五郎賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)